2011年5月29日

謝謝!!

このたびは、「台湾 南投県 信義郷 布農文化協会
"Lileh之聲"布農​族 伝統音楽合唱団」交流会に、ご来場いただきまして、
誠にありがとうございました。

昨日(5月28日/土)昼過ぎ、ブヌン文化協会の皆さまは、帰国されました。

「交流会」に、ご来場いただいた皆さんの熱心さに大変感動していらっしゃいました。
長老からは「とっても面白かった、どうもありがとう」と流暢な日本語で、
お言葉もいただきました。

さて、今回の来日の主目的であったテレビ収録を行った番組の放映日が
決定いたしましたのでお知らせいたします。

NHK-BSプレミアム
Amazing Voice ~驚異の歌声~
6月9日(木) 21時~
6月12日(日) 11時~(再放送)

今回の「交流会」での合唱とは、また違う見所が、たくさんあります。
ぜひ、お見逃しなく!

2011年5月27日

本日のメニュー

おはようございます。東京、現在、くもり。

いよいよ、今夜、交流会ですね!このままお天気が夜まで
もってくれると良いな・・・。

さてさて、本日のメインは、もちろん、南投県信義郷布農文化協会
"Lileh之聲"布農族伝統音楽合唱団との交流、そして、その歌声を
体験していただくこと、なんですが・・・

台湾をより身近に感じていただくために、布農族のみなさんが
持参してくださいました布農族のお酒をはじめ、南投県の
高級高山烏龍茶、さらに台湾の軽食もご用意しております。


【 本日の献立 】

・「焼き小籠包」
台湾夜市でも大人気のメニュー。  自由が丘の行列ができる店
大山生煎店より、日本テレビ「ぐるナイ」など、メディアでも紹介されている
逸品を特別デリバリー!

・「肉粽(ちまき)」
台湾では「端午節(端午の節句)」に食べるそうです。旧暦で数えるので、
ちょうど今ぐらい。

・「茶葉蛋(卵の烏龍茶煮)」
八角=スターアニス=大茴香(だいういきょう)=トウシキミ(って言うんですね)の
香りが、まさに台湾。

・「豆花(ドウホァ)」
台湾のデザートといったらコレでしょう。台湾製"龍眼"ハチミツといっしょに。


【 本日のおすすめ 】

・「粟(あわ)のお酒」 
台湾南投県信義郷より。つまり布農族のみなさんといっしょにやってきた
貴重なお酒をこの機会に。



・「特選烏龍茶(高山茶)」 (2011年新茶)
南投県産の「杉林渓」とよばれる種類の高山茶で、大変香り高く、まろやかで、美味!!!
試飲のほかに、3千円で、缶入りの真空パックも販売いたしますので、
ご興味のある方は、ぜひ多目にお財布を膨らませて来て下さい。


さらに、、、

東日本大震災の被災による「被災地への義援金」と「人々の元気」のために
活動するプロジェクト「Stay Strong Project」が参加してくれます。


19時から20時半までの短い時間ではありますが、今宵は、ゆるりと、
台湾を満喫してくださいね♪

布農族の方々も、みなさんと美味しいお酒を飲めることを、楽しみにしていますよ!

あわわ

ひとつ前の記事は、本日(5/26 木)の昼過ぎに投稿したのですが、もはや、
世界の素晴らしい歌声をめぐる状況は一時も待ってはくれませんでした。。。

いやいや、ランキングというもの、日々刻々動いているほうが、ずっと
健全なモノに違いありません。のぞいたら、また偶然にもTop10すべて
台湾勢で占めてる!なんてことがあるかも、です。

というわけで、ホットな話題を提供してくれるNHK BSプレミアムの番組
「amazing voice」ですが、本日、この収録の現場をのぞいてきちゃいました。

もちろん、ゲストは「布農(ブヌン)族 伝統音楽合唱団」。

リハーサル、慌ただしい夕食、そして本番。トークに質問のあと、いよいよ
メインの楽曲が歌われたのですが、、、えっ!?そんなとこで聴いちゃいます!?
 そんな、とんでもない、いや、うらやましい、、、

。。。(しばし、絶句)

天井が高く、気持のいい反響。音は渦のようにグングンどこまでも
広がっていきました。ギャラリーから拍手が起こり、スタジオ内の
温度に湿度、急上昇。

いやぁ、スゴかったです。

明日、もっと密度の濃いものを体感できる、みなさんは全身の毛孔から、
お留守番のみなさんは、ぜひオンエアを、耳と目で。
詳細は追って、お知らせします。

とにもかくにも、のちほど!(もう今日なんですね)

2011年5月26日

いち、に、さん

某アイドルグループの投票も、世の中を賑わせているようですが
こちらは、いつのまにか、台湾勢上位独占、1,2,3,4,5フィニッシュです。

素晴らしい企画のテレビ番組「amazing voice」(NHK BSプレミアム)の
人気歌声ランキング」の話。

ひとくちに、"いい声"や"美声"といっても、透き通るような声がそれ
とは限りませんし、単にビブラートや周波数だけで押し切れる
モノでもないと思いますが、確かに、何か、あ~、いい声、って
ありますよね。

きっと、このランキングに入るということは共通する、その"何か"が
あるのでしょう。

、、、というわけで、明日は、グッド・タイミング!!!
"第3位"を、じっくり聴いて、"秘密"を探ってみて下さい。

着!

本日(5/25 水)、台湾の山を下り、街を駆け抜け、空を飛び、
日本は東京のド真ん中まで、布農(ブヌン)族 伝統音楽合唱団12名の
みなさまがやって来られました。おそろいの黒のポロシャツを着て・・・。

いよいよです。

金曜日の東京のお天気、予報では、どうもパッとしませんが、
台湾を身近に感じてもらえる軽食にお飲み物、ちょっと珍しい
台湾音源を準備して、ココロは晴れやかに、みなさんをお待ちしております。

当日、お天気がご機嫌斜めでも、すっぽり包まれるのは、冷たい雨ではなく
布農(ブヌン)族 伝統音楽合唱団の生(ナマ)の声と満ち溢れる
あたたかいエネルギーですので、どうぞ、一杯ひっかけるような、
ゆる~い感じでいらしてください。

2011年5月20日

予約枚数終了

東京は、初夏の陽気が続いております。

「Lileh之聲(リレーの声)」台湾 布農(ブヌン)族 伝統音楽合唱団 交流会

ですが、大変御盛況をいただきまして、定員数に達しましたので、
お申込みを締め切らせていただきます。

今回は急なアレンジだったため、充分なキャパシティーの会場を
ご用意できず申し訳ございませんでした。

このたびは、ありがとうございました。

2011年5月19日

決定版

台湾の原住民音楽、、、と来たら、なによりも先に、この方です。

黒沢隆朝(くろさわ たかとも)。

秋田に生まれ、東京音楽学校(現在の芸大)で山田耕筰らのもとで
学び、たくさんの童謡を手掛け、アジアの音楽を調査していた黒沢先生。

いよいよ大々的な台湾原住民音楽のフィールドワークを、3カ月かけて、
ビクターの技師らと共に行うことになりました。時は、戦時下、1943年のことです。

この研究成果として発表された学説は、当時、大きな反響を呼び、そして、
なにより"聞ける"一級の資料、しかも台湾原住民を網羅する
(タオ=ヤミ族以外)一大記録が、ここに誕生することとなったのです。
SPにして26枚!!!

しかし、この調査で録音された膨大な音源は、なんとたった1組だけを
本人の手元に残し、残りはすべて東京大空襲で消失。
(黒沢先生が自宅に持ち帰っていたため難を逃れましたが、
現在は、それも行方不明)

1951年、この残された1組から厳選された曲は12枚組のSP音源として
海外に持ち出されたのですが、その数たった5セット。30年後、さらに編集され
2枚組みのLP(「高砂族の音楽」)にもなりましたが、廃盤。
現地、台湾では幻のアルバムとなっていました。

しかし、2000年、台湾の研究者2名が、この台湾原住民音楽の集大成を
復活させるプロジェクトをたちあげるのです。

そして、ここに、LPの収録曲、イギリスの図書館から発見された
12枚組みSP音源の一部、さらにアメリカから見つかった解説書、
地元の秋田から黒沢先生の台湾調査を語る肉声テープを
3枚組CD、3ヶ国語解説、という素晴らしい形にまとめあげたのが
国立台湾大学が出版するコレです。

「戦時台湾的聲音」 王櫻芬、劉麒玉


















、、、概要で、お腹いっぱいになっちゃいました。
ということで、驚愕のレコーディング内容は次回に!

2011年5月15日

イメトレ

台湾旅行ガイドのウェブサイト「台北ナビ」にこの5月27日(金)に行われる交流会
驚愕のコーラスを聴かせてくれるであろう布農(ブヌン)族「Lileh之聲」のみなさんの
故郷が紹介されています。

東埔温泉(南投県)「台北ナビ

台湾南東部、南投県信義郷の、素晴らしい温泉、名産品である梅やシイタケ、
すごいパワーの源って感じの滝などなど、充実のレポートです。
もちろん、ブヌンの合唱の模様も、きっちり紹介されています。

彼らのバックボーンを知り、台湾の深い緑の山々イメージしつつ、
生(なま)の歌声を聴く、しかも、台湾のおいしい食事を食べながら、、、
27日が楽しみ!

2011年5月14日

【Lileh之聲】 交流会 5/27













Lileh之聲(リレーの声)
台湾 布農(ブヌン)族 伝統音楽合唱団 交流会

● 日時 : 2011年5月27日(金)  18:30 open / 19:00 start
● 会場 : STUDIO VIRTUOSI JR大久保・新大久保駅より徒歩5分
● 会費 : 2000円(1ドリンク・軽食付き)
● 定員 : 50名 要予約・下記のメールアドレスまで、お申し込み下さい。
                           定員に達し次第、お申し込み終了となりますのでご了承下さい。
● 連絡 : formosound@gmail.com (ご予約メールはこちら)

台湾の原住民(※)の中で、台湾の中央山脈の両側に暮らす高山民族の布農(ブヌン)族。
長老制度による父系氏族の大家族社会をつくり、かつては狩猟を営んできたブヌンには
生活の中すべてに仲間と共に歌う歌があります。

狩猟前の祭りの歌、獲物を担ぎ家路につく歌、飲酒の歌、粟の豊作を祈る歌、、、。
太くて力強いリーダーの掛け声から始まり、メンバーの声は次々と半音よりも狭い
微妙で繊細な音階の中を動きながら、幾重にも重なり複数の音を同時に響かせます。

祖先より代々歌い継がれてきた世界でも類を見ないこの合唱も、メンバーの高齢化が進み、
現在では継承者不足が心配されています。そんな今、テレビ番組収録のために緊急来日となった、
布農(ブヌン)族・伝統音楽合唱団の「Lileh之聲」(リレーの声)。

日本人に最も親しい台湾の人々。その中でも、まだ私たちが知らない台湾原住民の方々との
交流を深め、そして世界に注目されるブヌンの合唱を、この機会に、ぜひ体験して下さい。

※ 
昔から(400年ほど前から中国大陸より移り住んだ人たち以前に)    台湾で暮らしていた人々。
政府認定14民族、全人口の約2%

Lileh之聲:3

Lileh之聲:2

Lileh之聲:1